キカート 結佳 (旧姓:白石)
ドイツ認定ディプロム音楽療法士
ドイツ音楽療法協会認定音楽療法士
ドイツ音楽療法協会認定音楽療法学生のための音楽療法士
心理療法専門ハイルプラクティカー
ハンブルク市内にある心療内科デイクリニックUlmenhofに勤務
ドイツ音楽療法センター 共同代表
ドイツ音楽療法センター臨床音楽セラピスト養成科海外講師
認定音楽療法的リラクゼーショントレーナー
認定音楽療法的システミックコンステレーションファシリテーター
音楽トラウマセラピスト養成コース、ミュンヘンにて研修中
ドイツ音楽療法協会会員
アジア・ドイツ・オーストリア音楽療法ワークグループ会員/コーディネーター
自己紹介
東京で生まれ育ち2003年からドイツで生活中です。
6歳の時に始めたピアノのおかげで早くからドイツに惹かれました。ハイデルベルクで音楽療法を学び、2008年秋からハンブルクに在住しています。
ドイツの生活にも慣れ、患者さんと向き合う仕事の中でたくさんの「音」「響」「リズム」と知り合うこととなりました。これまでの経験と自分の文化的背景は現在の仕事にとても役に立っていると思います。
明治学院大学社会学部社会福祉学科を卒業後、SRHハイデルベルク大学音楽療法科に入学、2008年秋に卒業しました。ドイツならではの長い実習期間中、障害者のための社会生活支援施設、発達障害児のためのクリニックセンター、児童思春期精神科病院、成人精神科病院などの領域で音楽療法実践を経験した後、2009年春からハンブルク近郊の成人精神科病院Heinrich Sengelmann Krankenhausで音楽療法士として勤務していました。同時に、重度知的障害児の支援派遣員として働いたり、週末は老人ホームで療法的コンサート訪問活動を行ったりし、様々な経験を積んできました。
そして、2010年2月補完代替医療としての心理療法士ハイルプラクティカーの資格を取得し、その認定を受け、音楽療法室こころの開室に至りました。
2012年以降、知的障害者施設での音楽療法も定期的に実施、また、言語療法士育成校での音楽療法講師活動も始まりました。
2016年に双子を出産して以来、仕事の重点が変わり、赤ちゃんのための音時間や妊婦のためのプログラムを取り入れることになりました。2018年に育児休暇から病院勤務にも復帰し、病院に属するデイクリニックのグループ音楽療法も受け持つこととなりました。また、東京のドイツ音楽療法センターとの提携が強くなり、自己分析や実習研修先案内をするにも至りました。2019年4月からは東京で臨床音楽セラピスト養成科が開始され、そこでの海外講師として、帰国の際にはワークショップや講演・講義を行っています。
2023年夏、長年勤めていた病院を辞め、心療内科デイクリニックに転職しました。
それ以降、仕事の重点をほぼ臨床のみとし、音楽療法に携わっています。
年々、仕事の重点が変化していますが、今後も切磋琢磨し、ドイツの日本人音楽療法士としてさらに新たな道を進んでいけたらと思います。